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ZW3D / CADbro のライセンス認証について
2024/11/08 ZW3D CADbro 全般
ZW3D / CADbro を正規の機能で動作させるには、ライセンス認証が必要です。そしてライセンス認証をすることをアクティベーションといいます。それに使うコード(数桁から十数桁の英数字文字列)をアクティベーションIDとかアクティベーションコードとかライセンスコードといいます。一種の表記ゆれですね。メーカーの文書でもよく揺れています。。
ZW3Dには機能から見ていくつかの種類があります。
ZW3D Lite / ZW3D Standard / ZW3D Professional / ZW3D 3X Machining / ZW3D Premium / etc.
PCにインストールされたZW3Dは、上記の機能種別に関係なく、内部のプログラムコードは(例外はありますが)同じです。アクティベーションによって、どの機能を有効にするかが決まります。ですので違うアクティベーションコードでアクティベーションすれば ZW3D Lite が ZW3D Standard に変わったりします。
ライセンスの形態には3種類あります。
ドングルライセンス / スタンドアロンライセンス / ネットワークライセンス
です。(CADbroにはドングルライセンスはありません。)各形態の利点欠点を以下に示します。
ドングルライセンス
利点:ドングルを差し替えることで、複数のPCでZW3Dが利用できる。
欠点:故障・破損することがある。その場合は新ドングルを購入することになる。
ドングルを紛失すると、ZW3Dのライセンスを新規購入することになる。
一つのアクティベーションコードでアクティベーションできるのは
ZW3Dのひとつのバージョンのみ。(複数のバージョンを使うにはその数だけアクティベーションコードが必要)
スタンドアロンライセンス
利点:価格が安い。旧バージョンのZW3Dも利用できる。PCが故障した場合、ライセンスを再発行してもらえる。
欠点:複数のPCでZW3Dを使い回そうとするとやや面倒。
ネットワークライセンス
利点:複数のPCでのZW3Dの使い回しが簡単。旧バージョンのZW3Dも利用できる。
欠点:価格がやや高い。ライセンスサーバーPCを用意しなければならない。ライセンスサーバーPCとネットワークでつながっていなければならない。(借用機能をつかえばネットワークでつながっていなくともよい。)
アクティベーションの際には該当PCは外部と通信できるネットワークにつながれていなければなりません。またブラウザやメール等のような、通常使う通信ポートやプロトコルとは違う通信手段を使ってZW3Dメーカーの管理サーバーと通信をします。よってファイアウォールでそのような通信が遮断されるネットワーク環境では「オンライン認証」ができませんので、その際には「オフライン認証」を行います。「オフライン認証」は管理サーバーとの通信内容をファイルの形にして、それをメールなどでファイアウォールの制限がかかっていないネットワーク環境に送り、そこからアクティベーションを行う方法です。
以上です。