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ZW3D2025 での「離散投影」オプションの違い
2025/03/21 ZW3D 2025
ZW3D2025 での「離散投影」オプションの違い
ZW3DとCADbroには3Dモデルを2D図面に変換する機能があります。
ZW3D2025から2D図面の表示手法に「離散投影」オプションが追加されました。英語では Discrete Projection となっていて「個別に投影」というほうが分かりやすいかと思います。これは3Dモデルを2D上に投影する際、エッジを一つ一つ順番に表示していくか、可能なら同時に複数表示していくか、の違いでして、条件が許せば2倍近い高速表示が可能になります。 これは特に複雑なアセンブリの表示に効果的です。
しかし「離散投影」オプションをONにすると以下の制限が発生します。
「ビュー属性」ダイアログにていくつかの機能がグレー表示されて使えません。
「離散投影」オプションはインストール直後はデフォルトでONになっていますので、上の機能を使うかもしれないなら「ZW3D設定」にて「離散投影」オプションをOFFにしてください。
OFFにしたなら以下のようになります。
※オプションの切り替えは図面オブジェクトを新規作成する前に行ってください。一旦図面オブジェクトを作ってしまった後にオプションを切り替えても効果がありません。
※「離散投影」オプションをONにすると他にも以前のZW3Dから動作が変わるところがあります。大規模アセンブリを使う場合を除いて、このオプションはOFFにされることをお勧めします。
以上です。